
はじめに
最近「セキュリティ診断AIエージェント」というものを見て楽しそうと思ったので、調査/開発に着手し始めましたのでそれのメモです。
▼ ソースコード(Dockerで動作します)
github.com
▼ Slack上で開発に関する様々なタスクを依頼することができます。
▼ 処理の流れ
環境準備
1. アカウントの作成
Niwaka を動作させるには2つのアカウントを作成します。
Slack アカウント
- Slackbot を作成するのに利用します。
- ▼ Slackbot の作成はコチラを参考しました。
【Slack APIとPythonで実現する】 OpenAI活用カスタムSlack Bot
OpenAI API アカウント
- 生成AIには OpenAI を利用します。
- OpenAI API 利用は有償ですが $10 チャージ程あれば十分です。
(私の場合は $2 分ほどしか消費しませんでした)
2. 設定値の指定 (Slack トークンやOpenAI API キー など)
app/.env
.env.example
をコピーして設定してください。
- BOT_TOKEN : Slack API の"OAuth Tokens"
- APP_TOKEN : Slack API の"App-Level Tokens"
- CHANNEL_ID : Slack のチャンネルID
.llm/config.json
config.json.example
をコピーして設定してください。
- OPENAI_API_KEY : OpenAI API キー
- REPO_NAME : 検査対象リポジトリ(リポジトリは手動で clone する必要があります)
- GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN : Github の Personal access tokens(アクセストークン)
- アクセストークンのパーミッションはこんな感じ
- アクセストークンのパーミッションはこんな感じ
3. ソースコードの配置
repos
配下にAIが参照するソースコードのリポジトリを配置する。
4. 起動
$ make up or $ docker compose up